こんにちは、ケンケンです!
僕はしおりんのサイトを何年も前から見てたのに、マガを読み始めたのは最近からっていう、よく分かんない行動をする人間です!
購読者が減っているのはもしかして僕がマガを読み始めたせいなのか!?
そうやってみんなで僕を避けているのか!?
そんな被害妄想をしつつ、初の読者投稿をしてみようかと思います。
さて、今回ご紹介する作品はこれですね。
「無人島、美女の尻に興奮し、モんだら…」
これはもうね、説明するまでもないですよね。
だってこの物語は誰もが知っている、古くから語り継がれているおとぎ話なんですから。
まあ、もしかしたらこの話を知らない人がどこかにいるかもしれないので、あえてそのあらすじを説明してみようと思います。
むかしむかしある所に、太郎丸(たろーまる)という漁師の若者がいました。
太郎丸は、そろそろ結婚適齢期だというのに、嫁をもらうこともせず、ただひたすらに漁師の仕事に打ち込んでいました。
ある日、太郎丸がいつもと同じく一人で漁に出ていると、天気予報ではそんなこと一言も言っていなかったのに、突然大きな嵐が発生しました。
太郎丸は必死に舵を操作しましたが、自然の脅威には逆らえず、太郎丸の船は嵐を避けきれずに豪快に巻き込まれてしまいました。
太郎丸が次に気づいた時には、目の前の光景が、辺り一面の砂浜になっていました。
太郎丸の船は嵐に直撃し、波に飲まれてしまったものの、なんと太郎丸自体は運良く近くの島に流れ着いていたのです。
太郎丸は意識がはっきりした後、早速島を調べてみることにしました。
小一時間ほど島を探索して太郎丸が気づいたのは、この島が無人島だということでした。
人が住んでいる形跡や、人がいる気配などが全くありません。
太郎丸に絶望という二文字の言葉が、今まさに覆い被さろうとしていました。
「くそ!俺にはまだやり残したことが沢山あるんだ!こんなところで死ぬわけにはいかない!幸い、島には食べられそうな動物や植物がある。助けが来るまで、一人でも生き抜いてみせるぞ!」
太郎丸は持ち前の根性で、モチベーションを立て直しました。
漁師である太郎丸は、ここでイカダを作って無理に海に出たりするよりも、大人しく島で助けを待った方が賢明な手段であるということを知っていました。
それからの太郎丸は、島にある流木などを用いた簡単な家を何日もかけて作ったり、島の動物を狩ったり植物を刈ったりして食事をしたりと、太郎丸なりに無人島生活を形成していきました。
太郎丸が無人島に流れ着いて早くも一カ月ほどが経ったある日、ある変化が起こりました。
太郎丸がいつもは立ち寄らない、島の中心部にある森の近くを通った時、太郎丸のものとは違う、人の足跡を発見したのです。
「もしかして、誰かいるのか…?」
太郎丸は期待に胸を膨らませました。
島に来た日に、森の入り口で猛獣に出くわしていた太郎丸は、その森に極力近づかないようにしていたので、まさか森の中に人がいるなんて考えもしていませんでした。
再び猛獣に出くわすことも覚悟の上で、太郎丸は森に足を踏み入れました。
そして森の中で美女を発見!展開が早い!
美女と太郎丸は、お互いに自分以外の人間がいることを驚きつつも、同志を見つけたことに安堵し、喜びの感情を露わにました。
二人はそれぞれ簡単な自己紹介をし、それからたわいもない会話を続けると、打ち解けるのは早いものでした。
太郎丸はその時に、美女の名前が花丸子(はなまるこ)であることと、美女がこの無人島に2年間も住んでいること、そして森にいる猛獣は人を襲わないのだということを知りました。
人がいることを知り、さらには猛獣が襲ってこないのだということも分かり、太郎丸は極度の安心と、ここ一カ月のサバイバル生活の疲れから、美女の目の前で意識を失ってしまいました。
太郎丸が目を覚ました時には、周辺が深い闇に包まれていました。
太郎丸は仰向けに寝ていて、横には小さく薪が燃えています。
「良かった、気がついたんですね。大丈夫ですか?」
薪のそばに座っている花丸子が話しかけてきました。
「あ…大丈夫です。すいません、迷惑かけちゃって…」
「いいんですよ。こういう時は助け合っていかないと」
花丸子は太郎丸に笑みを向けました。
「もう夜ですし、もう少し眠ったらどうですか?私も今寝るところだったんです」
花丸子はそう言って、太郎丸とは少し離れた地べたに横になりました。
地べたには布団代わりの葉っぱが敷いてあり、太郎丸の下にも同じものがあります。
「それじゃあ、もう少し寝させてもらおうかな」
太郎丸は独り言のようにそう言うと、再び目を瞑りました。
最初のうちは眠ろうとしていた太郎丸でしたが、一度がっつり寝てしまったからか、なかなか寝付くこと
ができません。
そのうちに、横から花丸子の寝息が聞こえてきました。
嫁のいない太郎丸は、普段から欲求不満が溜まっています。
そして眼前には無防備な美女。
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太郎丸は、段々と欲望が抑えきれなくなり、それは凄まじいスピードで膨れ上がりました。
不意に花丸子が寝返りを打ち、太郎丸に背を向けました。
「うわぁ…」
花丸子の尻を見た太郎丸は、そのスタイルの良さに感嘆しました。
不純な動機を抱えてゆっくりと花丸子に近づいて行くと、その気配を察したのか花丸子が目を覚ましました。
しかし太郎丸は止まりません。
「花丸子さん、俺、もう限界なんだ。良いだろ…?」
そう呟いて、花丸子が起きていることにも構わず、その尻に触れました。
「だめ…」
花丸子はそれを拒絶し、太郎丸の腕を引き離そうとしましたが、男の力には勝ちようがありません。
太郎丸は欲望の赴くままに、花丸子の尻を揉みしだきました。
「だめって言ったのに…あ…」
すると、花丸子の体が突然、光を発し始めました。
「な、なんだ!?」
フッシャアアァァァ!
まばゆい閃光が花丸子を覆ったかと思うと、次の瞬間には、花丸子の体がみるみるうちにしぼんでいきました。
実は花丸子には呪いがかけられていて、体を男性に強引に触れられると、元の老女の姿に戻ってしまうのです。
若返る代わりに男性に触れられてはいけないという、陰湿とも思える呪いでした。
「私、本当の姿はこんなお婆さんなんです。期待に応えられなくてごめんなさい、太郎丸さん…」
花丸子が言うと、意外にも太郎丸は喜んでいるようでもありました。
「いや、全然良いよ」
そう、太郎丸は老女でもイケるクチだったのです。
そうして二人は、この無人島で結ばれ、幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
老女好きは得をするんだということなど、色々な教訓を教えてくれるこの作品、まだ読んだことのない人は是非目を通してみてはいかがですか!?
ケンケンでした!