こんにちわ(´∀`)ノ

いつもお世話になってます£ぴぃちょん£ですm(__)m

レビューシリーズに初挑戦ってことで挑戦するのは1番目ので……

ちょっとタイトルまでは反映させられないから!無理だから!

……という事で書いてみますた以下の駄文、御覧くださいませ。

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事の発端は1995年の秋、鹿児島県に暮らす当時10才の詩織が、学校から帰宅後にある忘れ物に気づいた事から全てが始まった………

「うわぁ……やばい……明日は音楽の授業でテストなのに……」

外はそろそろ夕闇せまる黄昏れ時。急がないと校門がしまってしまう。

詩織は台所で夕餉の支度を始めた母上に、

「ガッコ行ってくる!ごはんまでには帰るよ!」

と一言声をかけて玄関を飛び出したのだった。

☆☆☆☆☆

何とか校門が閉まる前に学校に到着した詩織。

「……まだ開いてた、セーフ……」

と弾む息を整えながら5年2組の教室を目指す。

教室の机の中で目的の物は詩織を待ち受けていた。

ソプラノリコーダー。

そう、明日はリコーダーのテストだったのだ。

「まだ吹けないんだよな……威風堂々……」

誰もいない教室で1人呟く詩織。どうしても高音のファの音が安定しないのである。

これさえマスターすれば完璧な演奏で音楽の小林先生を喜ばせてご褒美におっ〇いパフパフしてもらえるのに……

そのためには今夜の猛特訓が重要である。

詩織は今夜は近所迷惑覚悟で威風堂々をマスターすることを心に誓った。

ふと気づくと辺りはすでに薄暗くなっていた。

「あ、いけない…」

慌てた詩織が帰宅しようと教室を飛び出すとどこからか、

ポロローン♪

と音が聞こえる。

「あれ…?まだ誰かいたんだ…?」

不思議に思った詩織は音のなる方へ足を向けた。

どうやら謎の音は音楽室から聞こえるらしい。

ガラガラガラッ。

「すみませ-ん、誰かいますか………ッ!!!」

引き戸を開けて音楽室に一歩足を踏み入れた途端、突然目の前が反転し、詩織は意識を失った……

☆☆☆☆☆

「……どもッ!おい!子供ッ!」

乱暴に揺さぶられて強制的に目を覚まさせられた詩織。

ふらつく頭を押さえながら起き上がった詩織が辺りを見回すと、そこは学校の音楽室とは似ても似つかない豪華な部屋。

部屋の中央にはクリスタルガラス製の巨大グランドピアノが月の光を受けてキラキラと輝いており、そして目の前にはクセ強いボサボサの髪をした、どこか見覚えのある厳つい顔をしたおじさんが仁王立ちで立っていた。

「おい、子供!お前わたしの音楽室に忍びこんで一体何をしている!それにその格好はなんだ!」

「お、おじさん……ベートーベン!?」

何がなんだか訳がわからないが、どうやら自分は中世ヨーロッパにタイムトリップしてしまったらしい。

しかもよりにもよってどうやら作曲が進まなくてご機嫌ななめなベートーベンの前に現れてしまったようだ。詩織は思わず頭を抱えた。

すると先程まで詩織を睨みつけていたベートーベンの顔がふと何かに気づいた顔になり、

「おい、子供。その手に持っているのはなんだ???」

そこににぎりしめていたのは大事な大事なソプラノリコーダー。

天才音楽家であるベートーベンは珍しい楽器には目がない。嫌がる詩織の手からリコーダーをとりあげて早速吹いてみるが、どうやら小指が短いらしく低音のドの音が上手く出せない。

苦戦する天才音楽家の姿に、だんだんイライラしてきた詩織10歳。

思わずリコーダーをとりあげて、

「自分が笛の使い方を教えてやろう!」

なんと天才音楽家にリコーダーの吹き方を伝授し始めた!

小林先生のパフパフのために必死でリコーダーを練習した詩織、ファの音以外に死角はない。

ちょうどそばに転がっていた乗馬用ムチを振り回しながら熱血指導を始めると、

「ひっ、ダメェ…」

痛みに弱いベートーベンは半泣きである。

調子に乗った詩織が我を忘れてムチを振り回していると………

☆☆☆☆☆

「……詩織さん、詩織さん?」

気がつくとそこは見慣れた学校の音楽室。目の前には小林先生。

まさか……夢???

と壁の肖像画の方を振り返ってみると、中の@枚が詩織からさっと目をそらしたような気がしたのだった………

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………という皆のアイドル、しおりんの隠された性癖を明らかにする暴露小説だったのだ!!!

そしてベートーベンはこの時の月明かりと尻の痛みを元にかの名曲【月光】を書き上げたとかなんとか………

以上、お粗末さまでしたm(__)m