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ハハハ けいれんしてやがる


さてはて、今回ご紹介するのはこれですね。

めちゃコミックス




ダメェェ いやぁぁぁ

ハハハけいれんしてやがる

山奥だぞ 叫んでもムダだ




これは悲しい話ですね・・・

そう、これは1人の男の復讐劇なのです。



はじまりは、男が36歳のときのこと。

男の名前は、タダシ。正しく真っ直ぐ生きるようにと願いをこめて母親がつけた名前だ。

タダシには家庭もあった。

愛しい妻と、ちょっと反抗期で生意気だけど可愛い娘。

タダシは家庭を守るために一生懸命働いた。

その功績が認められたのか、大きなプロジェクトを任され、昇進間近と言われるところまできていた。

しかし、認められる功績とは裏腹に、忙しさのあまり家族と顔を合わせる機会がすっかり減ってしまっていた。

「そろそろ家族でゆっくり旅行でもしたいな・・・」

そう考えながらもプロジェクトには賢明に取り組み、結果そのプロジェクトは大成功を収めた。

喜びを抑えながら急いで家へ帰るタダシ。

これで少しゆっくりできる、家族で旅行だ!

そう思いながらワクワクして家に帰り着くと、

家に明かりがついていない。

時間は20:00。寝るには早いし、出かけるという話も聞いていない。

「おかしいな・・・」

そうつぶやきながらも家の鍵を開ける。

「ただいま〜・・・」

と、そっと居間のふすまをあけるとそこには



妻の腕と思しきものをむさぼる、羽の生えた化け物がいた。

そして畳の上には血だまりと、妻だったモノが転がっていた。

「うっ・・・うぁ・・・」

何が起こっているか理解できないタダシ。

だが、巻き起こる感情、怒りだか悲しみだかも識別できないメチャクチャな感情がわき上がり

激しく化け物に体当たりを食らわした。

「うぉぉぉぉ!!!」

壁に打ち付けられる化け物、しかしむっくりと起き上がると目にも留まらぬ速さでタダシに襲い掛かった。

大鷲のような爪で胸を切り裂かれるタダシ。

そのまま消え行く意識の中で最後に見たのは気絶した娘を抱えて飛んでいく化け物の姿だった。





次にタダシが目覚めたのは、病院だった。

ひょっとしてすべて夢だったのか・・・?

そんな思いが頭をよぎるが、胸に大げさに巻いてある包帯が夢でなかったことをイヤでも信じさせた。

そこへ1人の男が病室に入ってきた。

身構えるタダシに男は簡単にあらましをつげた。

男の名はヨシオ、政府公認秘密特殊機関YSO所属であること。

この世には先の化け物のようなものがたくさんいて、それを捕まえるのが仕事だということ。

羽のある化け物はハーピーとよばれていて、人間の女と鳥類を合わせたような生き物だということ。

ヨシオが化け物を追って駆けつけた時には妻はもう手遅れだったこと。

1度食事を終えたハーピーは次に食事を開始するまで3日ほど時間をあけること。

つかまった娘はおそらく3日後に餌となるだろうということ。

話を聞きながらタダシの中に1つの感情が芽生えた。

憎悪だった。

ヨシオが討伐に行く旨を伝え、病室をでようとすると、ヨシオの手をタダシがガシッとつかんだ。

「頼む・・・連れて行ってくれ・・・」

危険だから連れて行くわけにはいかない、そう答えたヨシオの手をさらに強く握り

「もう失うものは何もない!守るべき家族を守れなかった!アイツへの復讐だけが俺の生きる糧だ!」

と叫びつけた。

ヤレヤレ・・・と呆れた様子でヨシオはタダシに1つのナイフを渡した。

「ついてくるなら自分の身は自分で守るんだ」

そう言い、ついてくることに了承した。

そんなこんなでなんかいろいろ準備したりしてハーピーが休んでいるという立ち入り禁止の山に討伐に向かった2人。

山を登る途中、ハーピーの仲間の獣たちが襲いかかってきたが、プロのヨシオの相手ではなかった。

そうして木々の影で真っ暗な、日のあたらない山奥でハーピーを発見した2人。

が、ハーピーのワナでまんまとヨシオは隔離されてしまう。

タダシとハーピーの一騎打ちとなった。

タダシがナイフを持って襲い掛かるも、最初の体当たりのように不意をついたわけでもないのであっさりよけられ、

鋭い鋼のような翼で打たれる。

続いて上空から急降下した勢いで左腕を爪でえぐりとった。

だが、タダシは悲鳴もあげず、その一瞬を逃さずハーピーの前足をつかんだ。

そのまま地面に叩きつけられるハーピー。

ただのサラリーマンでしかないタダシだが、憎悪によって普通以上の力を引き出していた。

そのままハーピーに馬乗りになり、何度も殴りつけるタダシ。その形相はさながら鬼のようだった。

半分ほどは人間の女と同じ姿を持つハーピーは、何度も殴られながら搾り出したように人間の言葉で言った

「ゆ、ゆるじで・・・」

それを聞いたタダシは、一瞬手を止めた。

・・・が、

「そうやって命乞いした妻を殺したのか?」

そう言い放つと鬼の口元がニヤッとつりあがった。

「こんな風にか!?こんな風にか!?」

再びボコボコになぐりつけた。

だんだんと抵抗する力がなくなってきたハーピーを馬乗りから開放すると次は、持っていたナイフを大きく掲げた。

「ダメェェ!いやぁぁぁ!」

泣き叫ぶハーピーを見て愉快そうにタダシは腕にナイフを振り下ろした。

切断される腕。

「これは妻の腕のうらみ・・・」

ガクガク震えるハーピーに向かってタダシは見下したように続ける。

「ハハハ けいれんしてやがる。化け物サマがなぁ!!」

今度はナイフを放り投げ、ハーピーの切断された肩口に噛み付いた。

「ぎゃぁぁぁぁ!!」

さけぶハーピー、しかしタダシは

「こうやって妻を食ったのか!」

と、肉を噛み、ちゅ〜ちゅ〜と血を吸った。

「だ、だずげでぇ!!」

そう泣き叫ぶハーピーに、タダシは冷酷に言い放った。

「山奥だぞ。叫んでもムダだ!」

そうしてゴミを蹴るようにハーピーを蹴り転がした。

「そろそろ楽にしてやる。あの世で妻に詫びろ・・・」

と、ナイフを拾い上げハーピーににじり寄る。

しかしその時、タダシを静止する声が響いた。

「待って!」

そこになんかワナでバラバラになったヨシオが助けた娘をつれてやってきたとかなんとかで、なんか娘に止められたタダシ。あと、ちょっと話の展開に飽きてきたから終わらせたくなってきた管理。

しかもそこにはハーピーの子供もいたとかで、ハーピーも生きるため、家族を守るために人間(主食)を捕まえていたことが発覚。

妻を殺されたことは許せないが、ハーピーも家族を守るために戦っていたんだ、自分と一緒だったのだと知ったタダシはナイフを手からこぼした。

復讐は終わったのだ。ハーピーは子供ともどもYSOに保護されるらしいとかなんとか。

そうしてタダシは、娘と2人、新しい生活を歩みだすのであったとかなんとかってなかんじのお話ですね、うん。

そんなわけでみなさんも、そういったちょっとダークな話が読みたくなったときに見てみてはいかがですか?

復讐とはいつしもむなしいもの・・・

しかしそれを乗り越えて人間は大きくなるのですね。そんな感じですかね。

いやー映画っていいですね、それではばいびー、ばいびー。

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